火星に似た超リアルな仮想空間Everdome(エバードーム)とは?その特徴や今後の見通しについて解説

火星に似た超リアルな仮想空間Everdome(エバードーム)とは?その特徴や今後の見通しについて解説

Everdome(エバードーム)は、超リアルな仮想空間を提供するメタバースプロジェクトです。
Everdome の中では、「DOME」という専用通貨(トークン)が使用されていて、現時点では、まだ準備段階ですが、今後は、ゲームやショッピング、不動産の売買などで楽しむことができるでしょう。

この記事では、エバードームについての特徴や今後の見通しについて、わかりやすく解説していきます。

目次

Everdome (エバードーム)とは

Everdome は、「火星の植民」をコンセプトにしたメタバースプロジェクトです。
この火星への植民は3 つの段階が予定されていて、順に、地球上からのロケットの打ち上げ、約123 日間の宇宙飛行、火星への着陸がなされます。
その火星の陸上には、ドーム型の拠点が用意されていて、火星の景色を楽しめるでしょう。

Everdome の特徴

他にもいくつかのメタバースプロジェクトは存在していますが、ここではEverdome ならではの特徴を紹介していきます。

METAHERO(メタヒーロー)の3D スキャナー

Everdome の最つまり、現在はEverdome とMETAHERO の両方のCEO をも大きな特徴は、3D スキャナーで撮影してNFT 化するMETAHERO(メタヒーロー)です。
METAHERO は、2021 年5 月にドバイに設立されたプロジェクトです。
これは、ブロックチェーンと「 Ultra-HD Metascanning」という3D スキャニング技術が使用されていて、自分そっくりのアバターやバーチャルアイテムを作ることができます。
METAHERO のメタスキャンは、高さ7m、10m 四方の巨大な球状のマシンに、カメラ機材「 Sony α7R IV」を200 台、40 本以上のLED ライト、20 台以上のコンピューターを使用して、16K のウルトラHD で超リアルな3D スキャニングで、15~40 分で精巧な3D モデルを作成します。
Everdome に機器提供や協力をしている「WDW」は、ディズニー、フェラーリ、トヨタなどの有名企業の仕事をしているポーランドでも屈指の3D 企業である Wolf Studio が親元です。
今後は、世界中にこのメタスキャンを設置する計画があり、まずはポーランドのワルシャワ、カタールのドーハ、他にも東京やニューヨーク、カリフォルニア、中国などへの設置が予定されています。

CEO の Robert Gryn(ロバート・グリン)はどんな人

この話題のEverdome を設立したポーランド人の Robert Gryn(ロバート・グリン)をご存じでしょうか?
この方は以前はヨーロッパの広告テクノロジーの会社Codewise のCEO だったのですが、それを約40 億円で売却し、その後、10 億円の自費を出してMETAHERO を設立しました。

つまり、現在はEverdome とMETAHERO の両方のCEO を務めています。

リアルタイム3D 制作ツールの Unreal Engine(アンリアルエンジン)

METAHERO で作成した超リアルなアバター達に動きを与えるのは Unreal Engine(アンリアルエンジン)というゲームエンジンです。
Unreal Engine は、プログラミングを行わずにゲームが作れるリアルタイム3D 制作ツールで、アメリカの Epic Games (エピック ゲームズ)が開発しました。
このソフトはPlayStation5 や任天堂Switch などのハードや、「ファイナルファンタジーVII リメイク」や「ドラゴンクエスト XII 選ばれし運命の炎」などのソフトの開発に使われています。

競合のメタバースプロジェクトとの違い

2024 年には90 兆円の経済規模になると言われるメタバース産業ですが、Everdome 以外にも多くのメタバースプロジェクトがあります。
ここでは、それらとの違いを見てみましょう。
ドットで作られた The Sandbox やポップな絵のDecentraland とEverdome とでは、アニメーションと実写映画ほどのグラフィックの差があります。
また、Everdome は自分そっくりなアバターが作成できますが、他のメタバースプロジェクトでは、性別が違ったり、デフォルメされたアバターになります。

Everdome の今後の見通し

Everdome はまだ準備段階ですが、仮想通貨Everdome(DOME)はすでに活発に取引されていますし、火星上の仮想の不動産事業も注目されています。
ここでは、Everdome の将来性をいろいろ見てみましょう。

Everdome のロードマップ

引用:Everdome 公式サイト

Everdome のホームページには、2021 年の第4 四半期から2022 年のロードマップが紹介されています。
気になるイベントとしては、2022 年の前半の不動産の売買です。
不動産の売買で利益は利益を見込めるので価格の上昇があると思います。
あと、投資家やゲームスタジオ、有名人インフルエンサーなどとの提携が予定されていて、認知度が高まるでしょう。
2022 年10 月~12 月にあるCEX への追加上場では、DOME が2 月にOKEX で上場してから最高値になったことを考えると、さらなる高値を更新することが考えられます。

Q4 2021 2021 年第4 四半期【10 月~12月】

  • プレミアムブランドの開発
  • コアチームの基盤
  • 市場調査
  • ドバイに法人を設立
  • ロバートグリンからの1500 万ドルのシード資金
  • コアテクノロジーテスト
  • マーケティング戦略の作成
  • ビジネスモデルとトケノミクスの策定
  • 戦略的パートナーの確保
  • ウェブサイト v1
  • 2022 年の計画を立てる

Q1 2022 2022 年第1 四半期【1 月~3月】

  • ゲーム「 The journey has just begun 」体験版のプレリリース
  • Tier1CEX リスティング
  • プレセールとプライベートセールの施行
  • ステーキングステージ 1
  • チーム拡大
  • スマートコントラクト監査を公開する
  • ホワイトペーパー v1
  • Everdome の正式な立ち上げ
  • 公式の国際エバードームコミュニティ
  • 投資家/ パートナーの発表
  • EverdomeNFT コレクション限定先行販売発表
  • ゲームスタジオ/ 開発者のパートナーシップ
  • モバイルアプリ V1
  • 不動産マーケットのプラットフォームv1 (第一次土地売買)の発表
  • ロバート・グリンとの AMA
  • Metahero から最初の3D モデルをインポートする

Q2 2022 2022 年第2 四半期【4 月~6月】

  • ミッションWeb ポータル v1
  • EverdomeEarlyExplorers の宇宙体験
  • 不動産マーケットのプラットフォームv2 (第二次土地売買)
  • チーム拡大
  • EverdomeNFT コレクション販売 v1
  • コンセプトアートがステージ1 をリリース
  • エバードームファッションNFT コレクション限定先行販売
  • ウェブサイト v2
  • NFT 販売による公式サウンドトラックリリース
  • VR 体験 v1
  • CEX へのさらなるリスティング
  • 有名人インフルエンサーとのパートナーシップ
  • メタバース会議に出展
  • Metahero /WDW3D マーケットプレイスを完全に統合

Q3 2022 2022 年第3 四半期【7 月~9月】

  • 世界初のメタバース株式および外国為替市場 v1
  • Play to earn v1
  • ミッションWeb ポータル v2
  • EverdomeNFT コレクション販売 v2
  • チーム拡大
  • コンセプトアートリリース 2
  • 戦略的投資家の取り込み
  • 火星探査の経験
  • VR 体験 v2
  • ノンプレイヤーキャラクター(NPC )プレリリース
  • エバードームファッションNFT コレクション販売
  • ステーキングステージ2

Q4 2022 2022 年第4 四半期【10 月~12月】

  • ステーキングステージ 2
  • ライトペーパー v2 多言語対応の追加
  • チーム拡大
  • インテリアデザイン市場 v1
  • CEX への追加上場
  • NPC の専用AI アップグレードをリリース
  • ファッションマーケットプレイス v1
  • 乗り物とデバイスのマーケットプレイス v1
  • NFT マーケット統合 v1
  • 他のメタバースv1 との統合
  • Play to earn v2

Everdome の不動産

引用:Everdome

Everdome には「Dome-estate」という不動産事業があります。
Dome-estate では、LAND(ランド)を使って土地を購入したり、売買や賃貸、それに広告もできます。

Everdome のステーキング

Everdome の仮想通貨「DOME」は2022 年2 月8 日に世界2 位の取引所のOKEX で上場しました。
初値は0.11 円でしたが、最高で100 倍近くに値上がりしたことがあります。
保有するとトークンの報酬がもらえるステーキングでは、条件付き先行販売するプレセールがすでに行われています。

  • TENSET Gem Launch Platform(2022 年1 月24 日~26 日販売):10 セットを1 年間保有する
  • Metahero(2022 年1 月22 日~24 日販売):指定された期間内において、HERO トークンを1 枚も送金や売却していない

Everdome の可能性

Everdome にはマーケットプレイス機能があり、アバターや土地、ファッションなどを購入することができます。

ゲームについては、まだ完成していませんが、2022 年の第一四半期にはゲーム「 The journey has just begun」の体験版がプレリリースされました。

他にも、アバターにタトゥーをしたり、アーティストが自分そっくりのアバターによるオンラインライブやイベント、医療ではオンラインクリニックなども検討されています。

ビジネスでは、現実の人物と同じアバターが作成できるので、オンラインの会議などにもEverdome は向いていると思います。

特に、ファッションでのメタスキャンによる自分そっくりのアバターは、インターネット通販の欠点を改善できる可能性があると思います。

それは、ネットで服を買おうとした時、M サイズなどの自分に合うサイズを選ぶと思いますが、たまに、お店によってサイズが微妙に異なったり、部分的に体に合わない場合があります。

せっかく、楽しみにして買った商品が届いたのに、いざ着てみると合わなかったという不満を感じたことがあなたもあるのではないでしょうか?

しかし、Everdome のアバターなら自分そっくりな体の寸法でもあるので、お店に行かなくても、自分に合うサイズの衣類をメタバース上で試着してじっくり検討することができます。

お店側もお客様側にとっても画期的なショッピング体験が可能になるでしょう。

Everdome の買い方

Everdome(DOME)は、残念ながら日本の取引所では取り扱いがありません。
そのため、Everdome(DOME)を手に入れるための手順を簡単に説明します。

  1. 国内の仮想通貨の取引所でビットコインなどの仮想通貨を購入します。
  2. その仮想通貨を海外の仮想通貨の取引所に送金します。
  3. 海外の仮想通貨取引所でビットコインなどでEverdome(DOME)を購入します。

以上の流れになります。

まとめ

今回はEverdome について解説してきました。
Everdome は超リアルなグラフィックと自分そっくりのアバターを操作できるという点で、他のメタバースとの差別化を図っています。
今後のメタバースの普及に伴い、多くの企業がEverdome に参入することが予想されます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

【BYBIT】 おすすめの海外仮想通貨取引所

【BYBIT】初めての入金で最大$3,000もらえるキャンペーン中!

2022年5月31日(火)19:00(日本時間)まで!

\ 口座を開設して初めての入金でボーナスがもらえる/

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる