最近注目を集めているBrave(ブレイブ)というブラウザをご存知ですか?
ブラウザと言えばGoogle ChromeやInternet Explorerを使っているという方が多いかと思いますが、このBraveには他のブラウザにはない特徴やメリットがあり、Braveに乗り換えるユーザーがどんどん増えてきている注目のブラウザなのです!今回はそんな人気上昇中のBraveについて、メリットや安全性、使いやすさなどの評判を解説していきたいと思います!
Brave(ブレイブ)とは

Brave(以下ブレイブ)とは、「プライバシー保護」「ページの高速表示」に特化した新しいウェブブラウザのことです。その歴史はまだ浅く、JavaScriptの開発者としても知られるブレンダン・アイクによりBraveブラウザの運営元であるBrave Softwareが設立されたのが2015年のことです。現在、Windows10 64bit/32bit、MacOS Intel、MacOS ARM64、Linuxが対応しており、iOS、Androidに対応するスマホブラウザもリリースされています。
まだ知名度は高くありませんが、ブレイブが注目されている理由には他のブラウザよりも性能が高いと言われている「広告のブロック機能」があります。
ブラウザを使っている時に、広告が沢山出てきて画面が見にくかったり、急に出てきたことで思いがけずクリックしてしまったなど、広告を鬱陶しく感じている方も多いのではないでしょうか。その点、ブレイブでは広告を自動検知しブロックしてくれます。そのおかげでサイトの表示スピードも速くなり、動作もスムーズになり快適さを感じたというユーザーも多くいます。※ただしブレイブ自体が発行している広告が控えめに表示されます。
Braveの主な機能
広告ブロック機能だけではなく、ブレイブには他にも役立つ機能があります。これらはブレイブを使うメリットとも言えます。
主に次の4つがあります。
- Brave Shields(ブレイブシールズ)
- 同期チェーン
- プライベートブラウジングモード
- 拡張機能
詳しくみていきましょう。
①Brave Shields(ブレイブシールズ)
- 暗号資産をマイニングしてこようとするサイトなど、悪質なサイトや悪意のあるコードをブロックする
- 接続をサポートする度に、より安全な接続にアップグレードする
- cookieなしでブラウザを認識してフォローするのを難しくする
- 実際にアクセスしたサイト以外のcookieを破棄する
- 独自に表示されているもの以外のほとんどの広告と、それに付属するトラッカーをブロックする
といったように、広告関連のブロックやコンピューターの不正利用を防いでくれるなど、セキュリティー面、安全面で心強いシステムがあります。
②同期チェーン
同期チェーンを行うことで、複数のパソコンやスマホでもブラウザに保存しているIDやパスワードなどの情報を共有することができます。保存されているデータは暗号化され同期サーバーに保存されるため、セキュリティ面でも安心できます。
同期したくない情報に関しては、同期チェーンから離脱させ、同期サーバーのデータもすぐに削除できます。
③プライベートブラウジングモード
プライベートブラウジングモードとは、検索履歴などを保存しない形式のことで、ブレイブではTor接続と呼ばれる方法を用いて検索経路が分からないようにしています。
④拡張機能
Google Chromeと同じ拡張機能がブレイブでも利用することができます。
仮想通貨BATが貰える?
ブレイブには様々な機能があることがお分かりいただけたかと思いますが、もう一つ、仮想通貨BATが貰えるという特徴もあります。
ここからはなぜブレイブを使うことにより仮想通貨BATを貰うことができるのか、どうやって貰うのかを解説していきたいと思います。
なぜ仮想通貨BATが貰える?
ブレイブには広告をブロックする機能があり、その代わりにブレイブ独自の広告が表示されるようになることをご説明しましたが、この広告を見ることで報酬として仮想通貨BATが貰える仕組みになっています。
またブレイブとbitFlyer(日本の取引所口座)を連携させることで貰ったBATを日本円に換金したりビットコインに換えて運用することができます。
BATを貰うための設定方法
広告を見た報酬としてBATを貰うためには設定が必要になります。
その手順は以下の通りです。
- bitFlyerのウォレットを作成(2週間程かかります)
- Braveブラウザをインストール
- Brave Rewardsの使用を開始
- bitflyerのウォレットと連携
詳しくみていきましょう。
①bitFlyerのウォレットを作成(2週間程かかります)
まずbitFlyerのアカウントが無い人は無料のアカウント登録から始めましょう。
このアカウントが仮想通貨の口座の役割を果たすので、登録には審査があります。
審査を含めて2週間程時間がかかるので、早めに申し込みましょう。
②Braveブラウザをインストール
Braveブラウザをパソコンにインストールします。
③Brave Rewardsの使用を開始
広告を開くためにはBrave Rewardsというシステムの利用を開始する必要があります。インストールした後の画面の右上にある「三」マークをクリックすると「Brave Rewards」という項目があるので、それをクリックします。
「Brave Rewardsの使用を開始」をクリックすると詳しい説明やなぜ報酬が貰えるかなどの仕組みの解説があります。
④bitflyerのウォレットと連携
次に進むとウォレットの認証画面が出ます。
手順に従い認証を完了させましょう。
⑤広告の設定を変える
最後に広告が表示されるように設定を変更します。
再び右上にある「三」から「Brave Rewards」をクリックします。広告に関するページの右上にあるチェックマークで広告をオンにし、1時間に何件の広告を表示させるかを決めます。最大限稼ぎたい場合は1時間に5件の広告表示がおすすめです。
この設定が完了すれば、広告を開く度に仮想通貨BATが貰えるようになります。
ブレイブを実際に使っている人の評判は?
ブレイブのメリットや安全性についてご紹介しましたが、実際に使ってみたらどうなのかも気になるところですよね。ここからはTwitterでツイートされている、実際にブレイブを使っている人の感想や評判をご紹介していきたいと思います。
評判①プライバシーが守られてサクサク使える!
これまではGoogle Chromeを使っていたこちらのユーザーは、ブラウザをブレイブに変えたところプライバシーが守られるだけではなく、広告もブロックされるし表示も高速になってサクサク快適になったという投稿をしています。
なんとYouTubeもブレイブを使うことで全動画広告なしで見られ、バックグラウンド再生もできるとのことです!
評判②無駄な広告はブロックされ、独自広告を見ると暗号資産が貰える!
ブレイブの独自広告を見ることにより暗号資産が貰えるというシステムを高評価しているこちらのユーザー。その他にも必要ない広告はブロックされる上、やはりYouTubeがバックグラウンド再生できる部分に大きなメリットを感じたようです。
評判③ブレイブを使うだけでBATが貰えてYouTubeやTwitterの投げ銭にも使える!
こちらのユーザーもブレイブとビットフライヤーを紐づけしたことにより毎月BATを貰えるという点を評価しています。もらったBATは、現金化するだけではなくYouTubeやTwitterの投げ銭としても利用できるそうです!
他にもTwitterではブレイブを使ってみた感想が多くツイートされていますが、全体的に見て良い評価ばかりでした。特にBATが貰える点と、YouTubeがバックグラウンド再生できる点では多くの人が高評価しています。YouTubeに関してはブレイブをブラウザとして利用することで広告なし、バックグラウンド再生可能となるので、“YouTubeプレミアム”を有料で使わなくてもいい!という点がよくメリットとして挙げられています。BATも貰えてYouTubeも快適に使え、プライバシーもしっかり守られるというメリットだらけなので、ブレイブを使ったらもう他のブラウザには戻れない!と言っているユーザーもいます。
まとめ
Google ChromeやInternet Explorer程の知名度はまだないものの、その快適さやBATが貰えるという他のブラウザにはない特徴でこれからどんどん人気が伸びていくこと間違いなしのブレイブ。特に仮想通貨に興味があり、ネットをよく使ったりYouTubeをよく見るという人は一度使ってみていただきたいブラウザです。今使っているブラウザの広告や安全面で不満がある、という方はぜひブレイブを使ってみてくださいね!
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